オシャレな動物園「ニフレル」のご紹介 恋人・家族との旅行におすすめ

日常

先日、家族4人で大阪の万博記念公園に行ってきました。

 

万博公園といえば「太陽の塔」

初めて見ましたが、存在感がハンパなかったです。

上部の黄金の顔「未来」

正面中央の気難しい顔「現在」

背面の黒い顔「過去」

を表しているそうです。

こんな唯一無二のデザインを思いつく「岡本太郎」氏は、やはり天才ですね。

内部も見たかったのですが、前日までに予約が必要とのこと。

そのことを知ったのは旅行当日だったため、今回は内部を見ることはできませんでした。

 

さて次はどうしようとガイドブックを見ていたところ、「ニフレル」という施設を発見。

どうやら動物園らしく、副題が「生きているミュージアム」で、コンセプトは「感性にふれる」。

 

「感性にふれる」…なかなかの意識の高さを感じます。

コンセプトに興味がわいたので入場してみることに。

料金は 大人1人 2,000円。

正直、動物園としては高い方だと思います。

ただ祖母の障がい者手帳により、祖母と介護者1名が半額になりました。

 

中へ入ると受付カウンターがあり、部屋の端にはパンフレットやチラシが。

パンフレットは日本語、英語、繁體中文、簡体中文、韓国語の5つの言語のものが用意されていました。

 

カウンターで職員さんにスマホでの撮影は可能かたずねたところ、フラッシュをたかなければOKとのこと。

チケットを職員さんに渡し、駅の改札口のようなゲートをくぐって薄暗い通路を抜けると展示エリアに到着しました。

 

各ゾーンの内装がオシャレ

展示エリアは「1F」と「2F」があり、「1F」には主に水生生物、「2F」は主に陸生生物が展示されています。

展示エリアはいくつかのゾーンにわかれていて、各ゾーンには名前がつけられています。

<1F>
1.いろにふれる
2.わざにふれる
3.すがたにふれる
4.ワンダーモーメンツ

<2F>
5.かくれるにふれる
6.みずべにふれる
7.うごきにふれる
8.つながりにふれる

「感性にふれる」といった意識の高いコンセプトどおり、各ゾーンの内装はオシャレです。

中にはバーのような、あでやかなライトで装飾されたゾーンも。

 

全体像を撮影したかったのですが、他のお客様もたくさんいたのでやめました。

各ゾーンの内装は公式サイトから観られるので、オシャレなデザインをぜひ堪能してください。

 

 

 

多様性を実現した展示エリア

海遊館がプロデュースしているだけあって水生生物の種類が豊富です。

 

いろにふれる

名前の通り「色」をテーマにしたゾーンで、青を基調とした部屋にカラフルな魚・エビ・イソギンチャクなどが展示されています。

 

「バイカラードッティーバック」

パラオなどの西部太平洋に生息し、サンゴ礁を住処にしている海水魚。

体の半分を境に色が別れており、頭の方が淡い紫で、尾っぽの方が黄色というインスタ映えしそうな外観をしています。

美しい見た目に反して気性が荒く、群れよりも単体や少数グループで活動するそうです。

有名な観賞魚「ベタ」もそうですが、きれいな姿の生き物が実は攻撃的というのは珍しくないですね。

 

「ヒメハナギンチャク」

わさびのような見た目のイソギンチャクで、岩に張りつかず砂地に潜って生活をします。

体内に蛍光タンパク質を持つため、特殊な光を当てると美しく発光するそうです。

ライトアップされた水槽では、ゆらゆらとした薄紫の触手がなんとも幻想的でした。

 

「カクレクマノミ」

映画「ファインディング=ニモ」で有名ですね。

 

「ルリスズメダイ」

海の青に染められたような瑠璃色をしています。

 

「アケボノハゼ」

歌舞伎の隈取(くまどり)のようなメイクの魚です。

 

「カラフルな生物は一目でその珍しさが分かるので、すばやくお客様の心を掴める」

そう考えて「いろにふれる」ゾーンを最初に持って来ているのかもしれませんね。

 

 

わざにふれる

水生生物の中には、砂に隠れたり、岩に張りついたり、周りの物に擬態したりして生活するものがいます。

そんな一芸をもった生物を展示しているのがこのゾーンです。

 

「ヒラメ」

食べたことはあっても、実際に砂に隠れている様子を見たのは初めてでした。

ヒラメは孵化したばかりの数ミリの仔魚(しぎょ)のときは一般的な魚の形をしていますが、成長するにつれ右目が移動します。

2センチくらいの大きさになると、私たちがよく知る平べったい形になるそうです。

泳ぐ姿も見ましたが、ヒラヒラとまるで魔法のじゅうたんのようでした。

 

「ガラルファ」

メソポタミア文明発祥のチグリス川・ユーフラテス川の流域にすむ淡水魚で、コケを食べて生きています。

人間の皮膚の古い角質を食べることでも有名で、トルコでは「ドクターフィッシュ」として皮膚病の治療にも使われていたそう。

ここでは、そんな「ドクターフィッシュ」の治療を体験できます。

水槽は手を入れられるようになっており、実際に入れると次々とガラルファが寄ってきて、チョンチョンと手に触れてきます。

不快感はなく、こそばいような感覚です。

 

「メガネモチノウオ」

通称「ナポレオンフィッシュ」

大きなコブが特徴で、インド洋や太平洋の暖かい海域に生息しています。

最大で2メートルにもなる巨大魚ですが、性格は人懐っこいのだとか。

施設で飼育されている個体は基本的に食事のとき以外はじっとしているらしく、私たちが訪れたときも目しか動かしていませんでした。

その様子をみた祖母が一言「ちょっと気持ち悪い」。

わざわざ暖かい海から連れてこられて、狭い水槽に入れられて、あげくに「気持ち悪い」と言われるナポレオンフィッシュに少し同情しました。

 

 

すがたにふれる

造形の美しい魚を展示しているゾーン。

変わった形の水生生物は、私たちに多様性というものを教えてくれます。

 

「テングハコフグ」

ここにいたのは体長10センチほどでしたが、自然界では成長すると35センチほどになるそう。

面白い見た目ですが、体の皮膚は毒の粘液でおおわれており安易に触るのはやめましょう。

ちなみに「さかなクン」が被っている帽子はハコフグです。

 

「ゾウリエビ」

体長は約15センチで、押しつぶされたような平たい形が特徴です。

大きめのスマホぐらいのサイズ感ですね。

セミエビの仲間で、おもに熱帯・亜熱帯域の暖かい海に生息しています。

味はかなり美味しいらしく、イセエビを超えるとまで言われます。

ただ獲れる量が少ないため、市場にはほぼ出回らないそう。

死ぬまでに一度は食べてみたいですね。

 

「ダイオウグソクムシ」

三重県の鳥羽水族館で5年以上の絶食をしたことで一躍有名になった生物。

“海の掃除屋”と呼ばれ、おもに深海で動物の死骸を食べて生きています。

実物を見たのは初めてでしたが、甲冑のようなフォルムが格好良くてついつい写真をとりまくりました。

ただ母は「グロテスクだから」と言ってほとんど興味を示さず。

まあ冷静に見たら巨大なダンゴムシですからね。

ちなみにwikipediaによると、分類ではダンゴムシよりもフナムシに近いみたいです。

 

「ブルージェリーフィッシュ」

水族館などではお馴染みのメジャーなクラゲ。

「カラージェリーフィッシュ」ともいい、白いものや赤いものもいます。

クラゲの細胞内には褐虫藻(かっちゅうそう)という単細胞藻類がおり、その褐虫藻の数の違いによって様々な色のクラゲが存在するそうです。

見ているだけで癒し効果がハンパなかったですね。

実は以前にクラゲを飼いたいと思い、いろいろと調べたことがあります。

正直、海水に入れて光あてときゃいいと思ってましたが、水質・水温の管理、水流の調節、専用のエサなど、かなり難しいことが分かって断念しました。

自分の手に負えそうもない動物は飼わない、というのも大切だと思います。

 

「ウマズラアジ」

自分の身体より長いヒレが特徴。

 

「ビッグベリーシーホース」

タツノオトシゴの仲間です。

 

「プテラポゴン・カウデルニィ」

一度聞いただけでは覚えられない名前。

 

「マツカサウオ」

非常に硬いうろこを持つ魚で、有名Youtuber「きまぐれクック」さんもさばくのに苦労されていました。

ちなみに身は脂がのって相当おいしいみたいです。

 

 

ワンダーモーメンツ

真っ暗な部屋に用意された2つのスクリーン。

1つは天井から吊るされた巨大な球状のもの、もう1つは床にある直径8メートルの円状のもの。

プロジェクション(投影)によって、この2つのスクリーンに美しい光の映像が映し出されます。

部屋に流れるのは心地よいヒーリングミュージック。

公式サイトによると「感性にふれる」を体現したアートスペースで、宇宙から星をみるような体験ができるとのこと。

 

一言でいえば、オシャレの詰め合わせのような空間です。

ヒーリングミュージックを聴きながらキラキラと輝く大きな球体を眺めていると、あまりの心地よさにボーッとしてきました。

きっと大量のアルファ波が出ていたと思います。

 

 

かくれるにふれる

タイトルどおり、周囲のものに姿を似せる“擬態”がうまい生物が展示されています。

 

「エダハヘラオヤモリ

全長10センチほどのトカゲで、マダガスカル島に生息。

全身が茶色で、頭・身体・尻尾・手足のすべてに木の葉の模様があります。

とくに尻尾の木の葉感はヤバイです。

正直もっとよい写真を撮りたかったのですが、夜行性で昼間はジッとして動かないのため、上の画像のような分かりづらいものになってしまいました。

私が見ている隣に他の家族連れがいたのですが、その子供がトカゲを見つけられず「いない、いない」と懸命に探している姿がほほえましかったです。

 

「エボシカメレオン」

擬態生物の代表格カメレオン。

その中でもこのエボシカメレオンは身体が丈夫でペットとして人気があります。

ちなみに「エボシ」の由来は、平安時代から江戸時代にかけて和装の成人男性が被っていた烏帽子(えぼし)に頭の形が似ているからなのだとか。

爬虫類に興味はなかったのですが、実際に間近でみると思った以上に迫力がありました。

背中のギザギザやクリンとした尻尾も魅力ですが、なんといっても恐竜感のあるゴツゴツした皮膚に魅かれます。

できれば皮膚の色を変えるところも見たかったのですが、この状況では難しいですね。

 

 

みずべにふれる

明るく広々とした空間に設置された巨大な水槽。

その中には水辺にすむ大型の生物がいます。

 

「イリエワニ」

世界最大級の爬虫類で、インド、東南アジア、オーストラリアと広い範囲に生息。

全長は4~7メートルにもなり、性格は獰猛で、空腹時には人間を襲うことも。

動物園で遠くから見たことはありましたが、今回は間近で見れました。

正直、圧倒されましたね。

鋭い目、牙の生えた大きな口、恐竜のような鱗…どこを見ても恐ろしさしか感じません。

日本でこんなのが近くの川にいたら、近隣の住民はパニックでしょう。

ただこれだけ恐ろしいイリエワニも、一時期は人間による乱獲・環境破壊により数が激減しました。

保護活動の甲斐あって近年は数が増えていますが、昔と比べたらまだまだ少ないそうです。

寄生獣のミギーの名言「要するに…人間サマにゃかなわんてことさ」を思い起こさせるエピソードです。

 

「ミニカバ」

世界三大珍獣のひとつ。

正式には「コビトカバ」といい、全長は1~1.7メートルほどで、体重は180~270キロ程度。

普通のカバが全長3~4メートル、体重1.5~2トン程度ですから、比べるとかなり小さいことが分かります。

ただ小さいとっても、近くで見るとやっぱり迫力がありました。

人間の素手での攻撃など、分厚い脂肪にすべて吸収されてしまうでしょう。

カバといえば動物界最強説もあるくらい獰猛で強い動物。

ライオンやワニですらカバからは逃げ出すほどです。

一方ミニカバは、あまり争うことはしません。

襲われたときは水中や草陰に逃げ込みます。

皮膚が黒光りしているのは、ピンク色の体液を出して乾燥しないようにしているため。

写真でも分かりますが、テカテカしてました。

今回は見れませんでしたが、このミニカバの赤ちゃんが大変可愛いとのこと。

機会があればぜひ見てみたいですね。

 

「ホワイトタイガー」

一応姿は確認できたのですが、全貌を見られなかったため写真が撮れませんでした。

次はリベンジしたいですね。

 

「EAT EAT EAT」

「みずべにふれる」ゾーンにあるフードコート。

開放感のある設計で、ピクニック気分で動物をみながら食事が楽しめるようになっています。

ここでいただいたのが「食べる水」(税込み250円)

直径4センチほどの球状のゼリーで、うすい膜に覆われています。

実は写真を撮ったのですが、膜をやぶった状態で撮ったので、何やら汚らしくなってしまいました。

以下の写真は公式サイトから引用したものです。

出典:https://www.nifrel.jp/area/cafe.html 「おすすめメニュー」

つまようじを刺し、膜を破って食べるのですが、お皿の上をツルツルと移動して食べづらかったです。

味の方は、水をゼリー状にして、かすかに甘みを加えたような感じ。

おいしいかと言われると即答はできませんが、ここでしか味わえないものなので、訪れた際は記念に食べてみてはいかがでしょうか。

 

 

うごきにふれる

このゾーンにいる動物は全て放し飼いにされています。

もちろん触るのは厳禁ですが、実際に手が触れられるところまで動物がよってくることもあります。

 

「オウギバト」

美しい群青色をしたハトで、名前(和名)の由来は頭にある扇状の飾りから。

ハトの中では世界最大で、インドネシアやパプアニューギニアの森に生息しています。

私たちが最初にこのゾーンに足を踏み入れたときに、最初に近寄って来たのがオウギバトでした。

世界最大というだけあって町中のハトよりも二回りほど大きかったです。

現在は乱獲などにより数が激減しており保護の対象となっているそう。

そんな希少な動物が手が届く位置でみられるのはありがたいですね。

 

「カピバラ」

世界最大のげっ歯類(=ネズミ)で、性格は非常に温和。

南米のアマゾン川流域など温かい水辺に生息しています。

日本では冬になると温泉につかっている様子がテレビで紹介されますね。

生のカピバラは初めて見ましたが、意外と活発でおどろきました。

メディアではジッとしている場面がよく紹介されていますが、ここではドテドテと走り回っては何度も水槽にダイブしていました。

飼育員さん曰く「機嫌が良くてお客さんにサービスしているんですよ」とのこと。

そのサービス精神が気に入ったので、帰りにカピバラのキーホルダーを買って帰りました。

 

「ワオキツネザル」

マダガスカル島とその周辺の島にのみ生息する霊長類。

他のサルと違い、キツネのように鼻が前に出ているのが特徴です。

尻尾には白と黒の輪がつらなっており、その様子から「ワオ(輪尾)」という和名がつけられました。

メスがオスよりも優位な種で、縄張り争いはメス同士の決闘で行われます。

サルというだけあって非常にすばしっこく、あちこち走り回っていました。

飼育員さんが言うには好奇心旺盛で、人間にも気軽に近づいてくるそう。

また、ほかの動物の寝床で勝手に寝てしまうといったイタズラ好きな一面もあるのだとか。

 

ふと見ると、照明の前でモデルのようにポーズをしているワオキツネザルが。

実はこれ、日光浴の代わりなんだそうです。

もともと暖かい地域に住んでいるワオキツネザルは体温調整が苦手。

そのため冷えてくると手足を広げて日光浴をします。

つまりこの子は照明で体を温めているのです。

 

「ケープペンギン」

氷のない場所に住むペンギン。

南アフリカのケープタウンに生息していることから、この名前が付けられました。

体長は約70センチほどで、重さは3~4キロ程度。

動物にしては珍しい一夫一婦制で、卵を温めや子育ても夫婦で行います。

男女共同参画社会をいち早く実現していますね。

よちよちと歩く姿がかわいく、写真や動画を撮っている人も多かったです。

ただペンギンといえば、水中を猛スピードで泳ぐことで有名です。

陸地を集団でちょこちょこ歩く様子も微笑ましいですが、もし機会があれば水中を滑空するように泳ぐ姿を見てみたいですね。

 

「モモイロペリカン」

繁殖期には身体がピンク色になります。

 

「アメリカビーバー」

歯で枝を削ってダムを造ります。

 

写真はないですが、高級ペットで有名な「コツメカワウソ」、サバンナなどの陸上に住む「ケヅメリクガメ」もいました。

 

 

つながりにふれる

床と壁にある2面のスクリーンを使って、立体的な映像が楽しめるゾーン。

ディスカバリーチャンネルでありそうな、動物の生態などを紹介する映像が流されます。

ニフレルに入館した時間が遅く閉館時間がせまっていたため、じっくり観ているヒマがなくて残念でした。

 

 

ミュージアムショップ「NIFREL×NIFREL」

展示フロアを出ると、お土産が売っているミュージアムを発見。

ミュージアム内はかなりの広さで品数も多く、買うものを決めるのが大変でした。

私が購入したのは「傘」と「キーホルダー」。

キーホルダーはどこにいっても旅の思い出の品として購入しています。

サービス精神のあるカピバラのキーホルダー。

横にあるタライが良い味を出してますね。

 

 

施設を出ると、辺りはすっかり暗くなっていました。

万博公園内にある観覧車のイルミネーションを眺めつつ、またいつか来たいと思いました。

 

ニフレルはアートと水族館・動物園が融合した施設。

オシャレな展示ゾーンが多いので恋人と行くのもいいですし、珍しい生物を間近で見られるので子供の教育のため家族で行くのもおすすめです。

コンセプトである「感性にふれる」体験を是非してみてください。

 

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